2017年9月13日水曜日

メモを忘れていた

 本を読んだ(見た)あとは必ずメモをとっている。概略内容であったり、感想であったり、あるいはその本とは離れて自分の身の周りのことだったりする。書いた文章は少し時間が経った後で最低一回は見直して誤字などに修正を加え、その上でブログにアップする。ブログに載せる確たる目的はもっていないが、メモを客観的に眺めるという意義はあると思っている。

 下記2点はメモしていたがここへの記載を忘れていたもので、1ヶ月以上前に目を通したもの。あまりにも軽い内容だったので忘れてしまったのだろう。

 <週刊現代編集部 『鷲尾老人コレクション』(講談社、2017年)>:「某芸術家が人知れず蒐集してきた明治・大正・昭和の性風俗写真の数々を大公開」との宣伝文句で購入してみた。写真やモデルの古さから明治・大正・昭和を思えるのであるが、単に当時のヌード写真、エロ写真を集めただけで、当時の世相を浮かび上がらせる「風俗」写真ではない。風俗=エロではない。

 <橋本勝 『風刺漫画 アベ政権』(花伝社、2017年)>:漫画だけで伝わる風刺の剣先が鈍く、毒も薄い。クスッと笑えるウィットも乏しい。文章も然り。

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