2018年4月10日火曜日

大阪で遊ぶ

 娘の子どもたちが春休みの時は、娘と私の連れ合いが一泊二日程度で小旅行をすることが多かった。今回は以前よりUSJに行きたいと娘の長男が強く希望を出しており、行くこととなった。日程調整などすべてはいつものように娘に任せっきり。USJには行ったことはないので、珍しく私も同行したいと言い出し、娘の連れ合いも行きたいと言う。新幹線での移動を孫たちは主張し、さらにそれを強く押したのは私と連れ合い。娘の連れ合いが同行することになったので土日にかかることとなり、混雑を思うと僅かに不満でもあったがそれはしようがない。

 31日に東京駅でのぞみに乗り、車内で駅弁の昼食を摂り、大阪に着いてからは娘の連れ合いに従って移動。大阪は不案内なので方向も地名も殆ど分からない。
 USJは一日半のチケットを購入してあり、時間があるのでまずは通天閣に寄った。そして再度移動してUSJに向かい、規定の15時に入場。人がたくさん。そこからは娘の長男がほぼ主導権を握り、こっちはそれについて歩き、欲しいというものを無条件に購入し、アトラクションの列に並ぶ。長男はスマホ片手に混み具合をチェックして先導するが、こっちはどこをどう歩いているのかをチェックもしない。
 娘一家がいなければ絶対に来ることはなく、まして入場に並ぶこともしないだろう。楽しみにしていたが二度と乗らないと決めたのはジェットコースター。娘とその長男は隣で手を上げたりしているが、私はそれができない。以前は好きだったが、30年以上ぶりとなったいまは恐怖心が先に立つし、降りると足が地に着かない。私の連れ合いと今春小3にある、娘の娘は私の連れ合いと別行動で可愛いアトラクションに向かっていた。二日目はそこに私も加わることになり、娘とその長男(今春中3)は再びジェットコースターやらスピード感のあるところへ行っていた。

 宿泊先は舞洲のトレーラーハウスが散在する施設で、綺麗。ハウスは独立しているので躁いでも隣室などを気にすることがなく、快適だった。ただ、2台に分乗したタクシーの一人が場所を分かっていない。昨年オープンしたところなのでタクシーのドライバーさんがよく分かっていないし、Googleで表示される地図も不正確。しかし、ここで大阪の運転手さんの親切はとても嬉しかった。逸れてしまい1-2km離れて下車した3人を、もう1台のタクシーは無料で探しに行ってくれるし、宿泊先の人も迎えに行ってくれ、助かった。迎えに行ってくれた運転手さんは一見強面風であったが、運転している中で大阪の観光案内めいたことをしてくれるし、宿泊先の近くになって少し地理的に迷ったときはメーターも倒してしまうし、降りるときには印象が大きく変わった。

 二日目はバスでUSJまで移動し、あとはフルタイムで遊んだ。娘婿は二日目の夕刻に帰宅-翌日は仕事の関係で大阪に出張とは妙なものである。息子の子どもは今夏2歳になる幼さなのでUSJなどで遊ぶにはまだまだ年数が経つのを待つしかない。家族全員で出かけるのはなかなか難しくなっている。

 最初の日、通天閣展望台に上がるには混んでいて時間がかかるのでやめ、最終日三日目に行こうとしたが、以外にも安いではないかと急遽あべのハルカスに向かうこととなった-娘は料金を支払うこっちのことを気にかけていた模様。3月7日にオープンになったばかりの高さ300mのエッジ・ザ・ハルカスを体験しようというもの。60F展望台に上り、娘の娘は身長制限(145cm以上)に引っかかっているので連れ合いととともに展望台フロアで遊んでいることとした。手続きから60分ほど待ってからつなぎの服を着てハーネスを付け、眼鏡は落ちないようにバンドを二重に付け、娘はすべてのアクセサリーを外し、階段を上がった。爽快。いい思い出になった。このハルカスのことはニュースでは知っていたが、USJのことばかり頭にあったので豪華付録のような楽しさであった。

 新幹線発車まではまだまだ時間があるので、大阪ならばお好み焼きということで道頓堀に向かった。スマホで見つけた有名店は長蛇の列。ぶらぶら歩いてそこそこ知られている店に入り、チェーン店道頓堀ではない道頓堀のたこ焼きがこの日の昼食。そこそこ美味しかった。時間潰しでさらにこの場所を歩き、グリコの看板近くに行ったり、たこ焼きを食べたり、子どもたちはメロンパンアイスをデザートにしたりと相当歩いた。中国系か韓国系らしき団体客が多い。多すぎると言った感もある。
 電車に乗っているときも、街中を歩いているときも、通天閣も道頓堀も、やはりというのか東京とは空気が違う。いい悪い、好き嫌いではなく空気感が違う。そして万博を誘致しようとしていることを思い出した。

 娘の子どもたちと遊んで楽しかった3日間。溺愛する〇〇ちゃん(娘の娘)とのツーショットをたくさん撮り(電車の中でも)、泊まった先ではおいでというとニコニコしながらベッドの中にも潜り込んできた。娘は、いろいろ買って貰ったお返しのつもりでいるんじゃないかと言うが、理由は何でもいいのだ。



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