2018年12月18日火曜日

酒、音楽、ミステリー

 17日、ウィスキーを2本買いに行ったが、出羽桜純米酒をみたら急に日本酒が飲みたくなり、それも買ってきた。ビールで喉をなめらかにした後にこの山形県天童市の酒を飲む。4合瓶半分までいかなかった。
 自室で本を読みながら音楽を聴くも、あるスピーカーからの音が劣っているような気がしてしようがなかった。音源の質が良くなかったのかもしれない。何故なのかと追求し始めるときりがないし、音ではなく音楽を聴くんだと自分に言い聞かせ、音楽のジャンルを変え、スピーカーも変え、アンプも変更し、今度は満足。やはりというのだろうか、一番高価なスピーカーが一番いい音を出す。先日はリビングのBose 5.1chでCDを聴いたら、音質が気になってしようがなかった。このセットではやはりクラシックは合わない、サラウンドで映画を観るだけでいい。尢も、最近はリビングでAVアンプをオンすることもかなり少なくなったし、古くなったAVアンプを買い換える欲望も失せている。

 <ピエール・ルメートル 『天国でまた会おう(上)』(ハヤカワ文庫、2015年)>:時は1918年、西部戦線前線から始まる。中尉が自軍兵士2人を背後から撃って戦死と見せかける。遺体の異常を見つけた主人公は中尉に穴に落とされてしまい、土で埋められる。そこを救ったのが副主人公とも言える兵士で、彼は爆発で顔に穴があき、脚が不自由になり、モルヒネで命を維持する。戦争が終わったあと、二人と中尉、副主人公の父や姉との相互関係が展開し始め、下巻へと続く。ゴンクール賞受賞作で、下巻への期待が膨らむ。「それじゃあ、さよなら、天国でまた会おう、セシル。ずっとあとで」と37ページに書名の言葉が出てくる。

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